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ワイン通販『ワイナリー和泉屋』 　　　　　　　　　　 Vol.100216r
http://www.rakuten.ne.jp/gold/wine/
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ワイナリー和泉屋の新井です。


先日、プリオラートから
"TERROIR AL LIMIT"のサンプルが到着しました。

これもボトルを見ただけで
『旨そー』と感じるワインでした。

このボデガの理念は

「本来のプリオラートとは」を追求すること。


ロバート・パーカー氏の高評価など、
果実味豊かでパワフルなワインを望む市場のニーズに
影響されていたことも事実で、もっとポテンシャルの高い、
テロワールを表現したワインが造れるはずだ、と
追及しています。


先日、フェレール・ボベの時もふれましたが、
プリオラートのイメージを変えるワインでした。
http://item.rakuten.co.jp/wine/620636/


どうやらこの"TERROIR AL LIMIT"もエレガントさをもつ
ワインのようです。

2008年の9月号のヴィノテークのプリオラート特集を見つけ、
改めて読んだのですが

『以前の強い濃縮したスタイルから、
　最近は飲み心地のよいバランスに優れたものを
　造ろうと、造り手たちも変化しつつある』

と書いてありましたが、一年と少したった今、
そのことを本当に実感しております。


いろんな意味でどんどん、どんどん進化するスペインワイン。

今、こんなにおもしろいワイン市場って他に
絶対にないと思っております。

あと数年経ったら、『スペインらしいワイン』という
言葉はきっと死語になっていることでしょう。

魅力あるスペインワインたち、ぜひお試しあれ！
http://www.rakuten.ne.jp/gold/wine/spain/



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あんなに山のようにあったマツ2006ですが
もう本当に店頭に置けるだけの小山になってしまいました。


2007年はマツとしてのリリースはなくマツ・エル・レシオ
というワインに格落ちされリリースされます。

先日、サンプルを飲みました。

マツには及びませんがそれでも想定する販売価格を
考えるとその内容は素晴らしいものとなっています。

マツはおじいさんがラベルですが、
マツ・エル・レシオは働き盛りの農夫がラベルになります。

マツ・エル・レシオはこの春、入荷予定です。


そんな訳で2008年のマツがリリースされるまでかなりの
日数がかかります。

2008年のマツは相当すごいみたいなので楽しみですが。
2008年、D.O.トロはエクセレント・ヴィンテージ。



で、マツ・ファンの皆さん、
在庫もかなりタイトになってきました

ので、そろそろ和泉屋の在庫をあてにせず、
手持ちの在庫をお増やしください。

こんなコストパフォーマンスの高いワインは
そうはありませんからね！


レビューで一つだけあった★★の内容は

『プレゼントですので、ワインの感想が書けず残念です。
　開栓後の感想が届いたらまたご報告させていただきます』

とのことでした。　心配して損した・笑。


和泉屋で一番人気のスペインワインです。


マツ 2006　ボデガス・マツ
【スペイン/D.O.トロ・赤】
商品番号：620515　販売価格：3,675円（税込）
http://item.rakuten.co.jp/wine/620515/



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アブラNo.4派、フェレール・ボベ派に分かれました・笑。


先日、スタッフ＆元スタッフ(現ワインバー店長)等
５人でワインを飲みました。

いろいろ飲み、最後に飲んだ２本がアブラNo.4と
フェレール・ボベ、もちろんどちらも素晴らしい
ワインですがどっちが良いかという話になると
これが意見が分かれるのです。


若者チームは凝縮感のあるアブラNo.4

年寄りチームは
エレガントなフェレール・ボベとなりました。


この２本、ブラインドで飲んだら多くの方たちは
なんて答えるだろう・・・・。

スペインワインって本当に造りが濃くても
エレガントでも洗練されてきましたよね。


私はワイルドな料理ならアブラNo.4を、
のんびりワインを楽しむのならば
フェレール・ボベを飲みたいですねぇ。


もう、どちらのワインも５本は飲みましたか・・・・。
このスーパー・スパニッシュ、素晴らしいワインたちです。


◆アブラ派代表(鈴木)のコメント

　入荷時から気になっていた最近、お気に入りの
　シラー100％で造られる『アブラ・No.4』。

　赤い果実系の香りで、単調では無いんですが
　とてもバランスがよく飲みやすいです。

　間違いなく今まで飲んだシラーのワインでNo.1です。

　自分のようにそんなにワインを飲んでいない
　人でも素直に「美味しい」と思える１本かと。


アブラ・No.4 2006　ボデガス・アブラ
【スペイン/エクストレマドゥーラ・赤】
商品番号：620631　販売価格：6,825円（税込）
http://item.rakuten.co.jp/wine/620631/



◆フェレール・ボベ派代表(上杉)のコメント

　このワインを飲んだとき、真っ先に思い浮かべたのが、
　かつてワイン専門誌「ワイナート」の誌上で、
　田中克幸氏が語っていた。

　「世の中の常識では、密度の低いものは軽く、

　　密度の高いものは重い。

　　だがワインの世界では微妙に違う。」


　「軽やかさがありながら、ディテールに富み、

　　内容が濃く、力のあるワイン」


　「強靭で、積極的で、凝縮度が高く、

　　存在感が大変強い」

　まさにピッタリ！

　口にしたものしか理解できない満足感。

　多くの方に味わってもらいたいのに、この生産量だと・・・。


フェレール・ボベ・プリオラート 2005　フェレール・ボベ
【スペイン/プリオラート・赤】
商品番号：620636　販売価格：6,300円（税込）
http://item.rakuten.co.jp/wine/620636/



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先日、ワインバー・エスペルトにいらしてくださった
会社員の９名の団体の皆さん、バホンディージョが相当
お気に召したご様子でした。


皆さんから
『美味しい、美味しい』とお声がけをいただきました。

嬉しいですよね、こういうことって。


この間もちょっと書いたのですがこのワインって
オーガニック農法でつくられる

シラー
テンプラニーリョ
メルロー
カベルネ・ソーヴィニヨン

でつくられているのです。


そして500リットルのフレンチオークの"新樽"で
５ヵ月熟成させるのです。

スタンダードワインですがけっこうコストを
かけてつくっているのです。


造り手のヒメネス・ランディはこの春到着予定の
フィン・デル・ムンド2007がスペインの新聞、

エル・ムンドが行ったワイン・オブ・ザ・イヤー2009で
特別賞の「栄誉賞」(12銘柄)に選ばれました。


スペインをはじめ、アメリカ、イギリスなどのワイン
消費国でラウル・ペレス同様非常に注目されている生産者です。

つい最近も英国のワイン専門誌『デキャンター』にスペインの
新潮流としてラウル・ペレスと紹介されていたことも記憶に
新しい出来事です。


そんなヒメネス・ランディのスタンダードワインの
バホンディージョ、メントリダ最高の生産者の実力の
高さがはっきりとわかる逸品です。


まだ未経験の皆様、
この妖艶さをもつ美味しいワインぜひお試しあれ！


バホンディージョ 2008　ヒメネス・ランディ
【スペイン/D.O.メントリダ・赤】
商品番号：620590　販売価格：2,520円（税込）
http://item.rakuten.co.jp/wine/620590/



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〔あとがき〕


ちょっと前にも書きましたがアヴァンをつくる30代の
ファン・マヌエル・ブルゴスはめちゃめちゃ陽気な男です。

昨年来日したときもそれはそれはえらい大変でした。


そんな男ですがワイン造りにはえらく真面目で、
そんなファン・マがとても魅力的で大好きなのです。

アヴァンのワイン造りにおいては

『自分が全てできる量以上はつくらない』

と強い意志をもってワイン造りを行っております。
http://item.rakuten.co.jp/wine/c/0000000690/


でも前から私はハチャメチャなファン・マのワインも
あったらなぁと思っていたら、彼は去年、

"ILEGAL(違法)"

というワインをリリースしました。


サッカーのユベントスや阪神タイガースを思わせる
黒白のストライプのラベルで、D.O.の規定を無視して、
ただ『美味しいワインを追求した』というワインなのです。


企画としては一番下のテーブルワインの
カテゴリーのビノ・デ・メサになります。

ファン・マの話だとトップ・キュヴェの
セパス・センテナリアスに準ずるワインとのことです。

ははっ、えらく高いビノ・デ・メサの誕生ですね。

なんかこのワイン、ファン・マのお茶目な部分を感じられ
大好きになりそうです。

でもサンプルを３度飲みましたが"ILEGAL(違法)"という
名がピッタリな妖艶でパワフルなワインに仕上がっています。

この春の入荷がめちゃめちゃ楽しみです。





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　　　新井治彦
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