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こんにちはハイ食材室のイトちんこと伊東です。
今月も始まりますフランス初代MOF熟成士エルベ・モンスが2009年に設立した
「カーヴ・ド・コロンジェ」で新たに作り出す熟成チーの御予約会となります。
モンスさんのチーズの出会いといいますと6年前に遡ります。噂は聞いてたMOF熟成士の
チーズを何としても一度食べてみたくて最初は半信半疑でした、が一度食べるとその素晴らしい
味わいに感動して取扱いを開始しました。一時期輸入停止になった際に僕たちは新たなる
熟成士チーズや生産者さんを回る為にフランスを幾度も訪れましたが、
本当にパートナーとして取り組んで行きたい作り手には出会えずにいました。
が、昨年の輸入再開の知らせを受けてから再販をしつつロアンヌのモンスさんの元を訪ねて
意見交換をしてこの度メゾンモンス社との直接取引が開始されます!
そしてこれを機にまずはモンスさんがこれを食べて欲しい!と言っている
コンテ18ヶ月熟成チーズを1個から送料無料にて販売させて頂きます。
このコンテ自体はモンスさんのリヨンのショップでも一番人気です。週末になると
通常の3倍位の価格のコンテを嬉しそうに買って帰っていました。
それでは行ってみましょう!
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今回の再販に当り注目して頂きたい大型の山のチーズ、そしてフランスで最も愛されているハードチーズ「コンテ」は2009年にモン
ス氏が弟ローラン氏と共に新設した天然のトンネルを改造して出来た「カーヴ・ド・コロンジェ」の代表作であります。。このチーズは
フランス人にとってハードチーズの中では最も親しみがあります。だからこそ、それを必要とする現地のレストランやリヨンにある
MONSさんのショップへ足を運び求める人々の共通認識として普通のコンテに比べて倍以上の価格を出す価値を理解して
いるのです。その味わいに違いをもたらすモンスさんのコンテの作り方について簡単にお話させていただきますと、まずこの
コンテの作り手である農家さん選びから始まります。(現在は4つの農家と契約をしています)ここでA.O.Cの基準である4ヶ月が
過ぎるまで熟成されます。熟成士の大きな仕事の一つとして買い上げるチーズを作り出す出す農家さんの徹底指導があります。
それは牛に与える草花を始め、熟成庫の状態、管理方法等までも徹底指導しながら、それぞれの農家は100km圏内に
ありますが、4ヶ月に達するまでまで幾度となく足を運び、状態をチェックしながら4ヶ月後に自信のカーブのあるロアンヌへ
運び、本格熟成に入るのです。
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2013年10月に続き、これからの方向性の打ち合わせを兼ねて2014年の3月に改めてロワンヌの大型天然のトンネルカーヴ
「カーヴ・ド・コロンジェ」へ訪問させて頂いた際に、前回は未だ熟成が若くお出しできなかった山のチーズのの代表作
アボンダンスフェルミエ」が出荷スタンバイ完了となりましたので、念願のご案内となります。アボンダンスはサヴォア地方の
アルプスの高山で育つ数少ない赤毛の牛アボンダンス種の牛を飼育している農家で造られた農家産のチーズです。
前回、フランス出張の際にアボンダンスの生産者さんの農場を見学させて貰った際に、近辺に育つ草花は低地で育つ物に
比べ、とても元気がよく華やかで大ぶりなんです。そんな草花を豊富に食べて育ったアボンダンス牛のミルクから作るチーズは
とてもフルーティーで濃厚なミルクの味わいからは高山の草花の香りを伴い、さらにアボンダンス特有の若干の辛味も特徴的です。 |



モンスさんの得意とする大型の山のチーズの標高1650m〜3000m級のアルプスで作られるサヴォア地方ハードチーズ
『ボーフォールアルパージュ』ボーフォールは毎年6月〜10月の間、放牧しながら高山のミネラルを豊富に含んだ夏草を食べた
牛のミルクで作られます。このボーフォールには二種類あり低い場所で牛舎で夏草を与えながら作られる物はボーフォールエテ
と呼ばれ、比較的大量生産が可能です。反対にアルパージュは放牧の為の広大な場所、決められた牛の品種また、
AOC取得の為の5カ月間の熟成庫の設置など大変な費用と手間がかかる為、生産者もとても少なく希少なチーズとなります。
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オーベルニュ地方を代表する青カビチーズ「ブルー・ド・ベルニュ」です。ロックフォールやフルムダンベールもありますが、
モンスさんの個性が一番に出てて“いわゆる熟成ブルーチーズです!”というインパクトがあったのがこのブルードベルニュでした。
モンスさんのブルードーベルニュは、無殺菌の牛乳によって製造されたものです。もともとブルードーベルニュの原型は、
1850 年代から作られ始めたブルードラクイユ(Bleu de Laqueille)をもとで、多くの改良の後に、ブルードーベルニュが
出来上がったといわれています。メゾンモンスは、その原点である、ラクイユにある製造所で作られる正統な
ブルードーベルニュです。ブルードベルニュっていいますと僕のイメージではとても荒々しいイメージがあったのですが、
とてもきめ細かく上品な出で立ちでブルーの入り方がとても綺麗です。ブルーの入り具合ががまんべんなく均等に
広がっているチーズがよいブルードベルニューとされています。
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このチーズはモンスさんのリヨンのお店でボワシーさん店長を務める(チーズの販売士としてのMOFを受賞されています)このお店
の2Fのイーティングスペースでチーズプレートを頼むとまず、これから食べて欲しいといわんばかりに一番手前に配置されます。
ブリア・サヴァランという名前を聞きますと、まずフレッシュ物が思い浮かべられるかと思いますが、約2-3週間の熟成をしている
物です。また大きさは約200gのPTMDタイプと呼ばれる物となります。また、無殺菌乳を使う事でリアルなミルクの味わいが
生かされております。ブリアアヴァランというチーズの歴史はとても古く、フランス人にとっても(フレッシュ物は)身近な
チーズでで朝食などにフルーツやジャム一緒に食べられますが、熟成物は長期熟成物には無い短期熟成だからこその
難しさも多々あり、本当に美味しい熟成物にはなかなか出会えません |



このサンネクテールはオーベルニュ地方(フランスの真ん中)の山のチーズです。標高の高い所での良質な草花を食べて育った牛のミルクで熟成された共に白や青いカビだけでなく黄色や赤のカビが鮮やかに生えて来ます。 |

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オッソーイラティはブルビー(羊乳)モンスさん得意な山のチーズの一つです。スペイン寄りのフランスはバスク地方のオッソーの谷とイラティの森からついた羊乳を使用したチーズです。
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別名「フランス美食の宝物」の名声まで持ったウォッシュチーズ。水で洗っているのでスッキリと食べ易く且つ、濃厚でクリーミーなミルクの風味が楽しめます。
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日本で小売店で手に入る物とは一味違います本場ノルマンディーのA.O.Cは無殺菌乳を仕様ております今まで召し上がったカマンベールとは考え方を変えて下さい。 |
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ロレーヌ地方のフルーツで、大変香の良いアンズに似た
「ミラベル」の蒸留酒を塩水に加え、刷毛で丹念に洗って仕上げた
風味豊かなチーズです |
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モンスさんの手がけるウォッシュチーズ「ルブロション フェルミエ」です。今回、三年振りの再輸入が決まった際にまずセレクトさせて頂いたウォッシュタイプはモンスさんのチーズに対する愛情だったり優しさが滲み出している「ルブロションです」。 |
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最後までご覧頂きまして有難う御座います。
ハイ食材室
燃えるメルマガ担当
伊東 圭太

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