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ワイン通販『ワイナリー和泉屋』 　　　　　　　　　　 Vol.090630r
http://www.rakuten.ne.jp/gold/wine/
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Shopmagazine 様




ワイナリー和泉屋の新井です。

今、とっても待ち遠しいものがあります。
マドリッドの南にあるD.O.メントリダにある
ヒメネス・ランディがつくるワイン、

"Bajondillo"のサンプルの到着です。


ラベルの完成が遅れているらしくまだスペインを
発っていないのですが、この"Bajondillo"は
ラウル・ペレスのウルトレイア・サン・ジャックと
同じぐらいの和泉屋の宝となるワインでしょう。

ダニエル・ランディが
『気に入らないワインをブレンドしたら
こんなに美味しいワインができた』

なんて笑って飲ませてくれた"Bajondillo"の到着が
本当に楽しみです。


あーん、早く日本でもテイスティングしたいよー。



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フランスの天才醸造家ステファン・ドゥラノンクールが
唯一スペインで醸す美味しいワイン。

"VINEDOS ALONSO DEL YERRO"

"Javier Alonso" と "Maria del Yerro" が結婚し生まれた
ボデガがこの "VINEDOS ALONSO DEL YERRO" です。


2002年の創業と、まだ歴史こそありませんがここ数年の評価は
素晴らしいものがあります。

昨年12月にペニングループのテイスターのカルロスたちに連れて
行ってもらったボデガ、ビネドス・アロンソ・デル・イエロ。

ゲストハウスを見てもお金をかけているなぁとすぐにわかります。


リベラ・デル・ドゥエロで1989年に植樹した26haの自社畑から
ティンタ・デル・パイスのみをつくります。畑は標高800-840mと
かなり高い場所にあります。

カーヴ、セラーなどを見学させてもらいましたが無駄のない
素晴らしい設備でした。セラーには奥様の趣味で集められた
スカーフが額縁に入れられ飾ってあり、とても素敵な空間でした。

昼食を兼ね、アロンソ・デル・イエロの二つのワインを
テイスティングしました。

実はここに来るにあたり、
私はなんの情報もなくやってきてしまいました。

まずはスタンダードワインを飲み感じたことは、

「リベラ・デル・ドゥエロのワインとしては
　非常に垢抜けているなあと感じました。」

しばらくオーナーご夫妻とワインについてお話しをしていると、
ステファン・ドゥラノンクールが醸造コンサルタントを受け
持っていることを聞きました。


私はステファン・ドゥラノンクールのファンなので
スペインに一つだけコンサルタントをしているボデガが
あることは知っていましたが、

ここだったのかぁとちょっと驚きました。


奥様の友人がステファンと非常に仲が良く、
コンサルタントをしてもらえるようになったそうです。

そうなんです、
飲んだ感じがなんかフランスのニュアンスを感じるのです。


そんなに大きなボデガではなく、
完璧主義者のステファン・ドゥラノンクールが
見ているだけあり、きちっとつくられたワインを感じます。


スペインのワインガイドブック、ペニンガイドのテイスターの
カルロスもお薦めのボデガだと言っていました。

ボデガにいた3時間、そのゆっくりと進む時間に余裕を感じました。


〔アロンソ・デル・イエロ〕
葡萄品種：ティンタ・デル・パイス100%
生産本数：60,000本
樽熟成　：フレンチオーク225l 12ヵ月

〔マリア　アロンソ・デル・イエロ〕
葡萄品種：ティンタ・デル・パイス100%
生産本数：12,000本
樽熟成　：新樽フレンチオーク225l 15ヵ月
※奥様の名を冠したスペシャルキュヴェ



アロンソ・デル・イエロ 2006 ビネドス・アロンソ・デル・イエロ
【スペイン/リベラ・デル・ドゥエロ・赤】
商品番号：620543 販売価格：3,780円（税込）
http://item.rakuten.co.jp/wine/620543/


マリア・アロンソ・デル・イエロ 2006 ビネドス・アロンソ・デル・イエロ
【スペイン/リベラ・デル・ドゥエロ・赤】
商品番号：620544 販売価格：6,615円（税込）
http://item.rakuten.co.jp/wine/620544/



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『３の二乗』『６の逆さま』、変な名前のワインたちですよね。


これは皆、『９』を表しているのです。

数字の『９』は単体で一番大きな数字、究極の数字です。

究極の数字をまとい究極のワインをつくるというコンセプトで
つくられているのがこのワイナリー・アーツのワインなのです。


究極のワインをつくるため、規制の厳しいD.O.は避け、
リベラ・デル・ケイレスに葡萄畑を購入しました。

葡萄畑はモンカヨ山の標高2,316メートルを超える地域から、
リベラ・デル・エブロの平野に広がる古い樹齢で生産を
抑えた畑を選んでいます。

2008年12月に訪ねましたがまさに荒野でした。
この寒さが素晴らしい葡萄をつくり出すのですね。

現在、４つのワインを
テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロから
つくり出しています。


この地を訪ねた時、ビンタエのフランセスコ社長と醸造家の
ラウル・アチャは

『ここはプリオラートのような可能性を感じるので
　ビンタエとしてはますますここに投資をしていく』

と話をしていました。


近い将来、古樹のガルナッチャもつくる計画があるそうです。
名前は18/2かなんかかなぁ・・・・。


『３の二乗』は軽めの料理に、『６の逆さま』より上のワインは
しっかりしたお料理とぜひ楽しんでください。


ワイナリー・アーツ
http://item.rakuten.co.jp/wine/c/0000000709/


リベラ・デル・ケイレスの可能性、皆様もお飲みになって
いただければ、そのポテンシャルの高さはきっとすぐに
おわかりになることでしょう。



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〔あとがき〕

2000年に日本で出版されたロバート・パーカーの
ワイン・バイヤーズガイドのスペインのページを見てみました。

スペインワインについてこんなことが書いてありました。

『スペインは、世界で最も暑いワイン生産地帯である。
　ホルヘ・オルドネスやエリック・ソロモンのような何人かの
　革新的な輸入業者の業績により、スペインは高級ワイン市場
　においてより多くのシェアを占めるようになってきているし、
　また、並外れたお買い得品も多数提供し続けている』

なんて書いてありました。

そして『一夜にして有名になるワインがまだまだあるだろう』とも。


なんだ、パーカーさん、よくわかっているではないじゃないですか。
今後、絶対にスペインワインはブレイクしますよ。


先日、あるお客様から『なんでスペインワインなんですか？』と聞か
れましたが、僕的には『なんでスペインワインじゃないのですか？』
と逆に聞きたいぐらいの心境です。

スペインワインのコストパフォーマンスの高さ、
絶対にお薦めなワインたちなのです！





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　　　新井治彦
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